ドアクローザの調整方法ADJUSTMENT

各種調整と機能

7000 series

閉扉速度

第一及び第二速度とラッチング調整が各々のバルブにて出来ます。第一及び第二速度の差を極端に大きくすると、故障の原因になります。(ドア幅が900mmの場合、90°から閉まる迄の適正閉鎖時間は5〜8秒です。)

※品番によりバックチェック・ディレードアクション機能はオプション。

ラッチング機能(標準装備)

閉まり際の閉扉速度が調整出来ます。
(エアタイト枠やラッチが固い場合に有効)

バックチェック機能(オプション)

ドア開き方向に強風や外力が加わったとき、ドア開き角度70゜〜85°で油圧が働き急激にドアが開くことを制御する機能です。制御区間内は油圧が働き多少重くなりますが、ゆっくり開くことが出来ます。
※日本工業規格(JIS A 1510-3:2001)より
開扉角度50°から試験戸(DW900×DH2000)に60N/㎡の荷重(風速換算にて10m/sec)をかけたとき、バックチェック開始角度70°〜85°の間で有効にバックチェック機能が働き、その後20°開く速さは0.8秒以上とする。

出荷時、バックチェック機能は効くように設定しています。
調整が必要な場合は、バルブを回して調整して下さい。

ディレードアクション機能(オプション)

※ディレードアクション機能付はバックチェック機能付
180°から75°〜60°までゆっくり閉まり高齢者等や荷物の搬入時の通行に配慮した機能です。それ以降は通常の速度で閉扉します。作動区間内はドアを閉じる方向に、強く押したり引いたりしないで下さい。故障の原因になります。※日本工業規格(JIS A 1510-3:2001)より
試験戸(DW900×DH2000)の開き角度90°からディレードアクション解除角度(60°〜75°)までの経過時間は、10秒以上とする。

出荷時、ディレードアクション機能は効くように設定しています。
ディレードアクション機能及びバックチェック機能の調整が必要な場合は、各々のバルブを回して調整して下さい。

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